静岡県内で結婚を希望する方に最適な出会いを提供するための公的な婚活支援サービス、また結婚後に利用できる結婚支援制度を解説していきます。
民間が運営するサービスに比べて自治体が運営するサービスは、信頼性や支援内容の充実度の高さに定評があります。
この記事では、県や市が運営している5つの事業を徹底解説。
それぞれの事業の特徴や利用の条件・手順をまとめたのでぜひチェックしてください。
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静岡県内の婚活支援・結婚支援事業
この記事で紹介する静岡県内の婚活支援・結婚支援事業は以下の5つです。
静岡県|しずおかマリッジ(ふじのくに出会いサポートセンター)
引用元:しずおかマリッジ(ふじのくに出会いサポートセンター)HP
概要 | しずおかマリッジ(ふじのくに出会いサポートセンター) |
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サービス内容 | しずまりPOINT! ・結婚相談 ・婚活イベント ・ライフデザイン相談 |
入会条件 | ・ 結婚を希望し、自ら婚活をする意思のある20歳以上の独身男女の方。 ・ 静岡県内在住、在勤または将来的に静岡県への移住をお考えの方。 ・ スマートフォン又はパソコンをお持ちで操作可能な方。 |
入会方法 | ふじのくに出会いサポートセンターHPから申し込み |
必要書類 | ①本籍地の市町村が発行する独身証明書 (3ヶ月以内のもの) ②写真付き身分証明書 ③健康保険証 ④写真1~2枚(3ヶ月以内に撮影のもの) バストアップ1枚(必須)プライベート1枚(任意) |
入会費用 | 1年会員:10,000円/年 2年会員:16,000円/年 |
公式HP | https://www.shizuoka-msc.jp/supportcenter/ |
しずおかマリッジは、県と35市町が運営する「しずおか出会いサポートセンター」が提供する結婚支援サービスです。
公式サイトからの登録制となっており、【結婚相談】【婚活イベント】【ライフデザイン相談】といったサービス内容を受けることができます。
20歳以上の独身の方で、静岡県在住または働いている方、静岡県への移住を検討している方なら誰でも利用が可能です。
利用者層は20〜40代で、男女ともに30代の利用者※が多いです。
※出典:静岡県と35市町運営「しずおかマリッジ」 サービス開始から丸2年 伸び順調 成婚45件|Yahooニュース
お見合い成立 | お友達成立 | 交際成立 | ご成婚 |
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5,262件 | 1,747件 | 278件 | 49件 |
会員者の方のニーズに併せて、オンラインで完結できるマッチングシステムを活用してお相手探しや、静岡県内の観光地や施設での婚活イベントを開催し、多くの出会いの場を提供しています。
三島市|結婚新生活支援補助金
引用元:結婚新生活支援補助金について|三島市公式サイト
概要 | 結婚新生活支援補助金 |
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事業内容 | 結婚に伴う新生活を支援するため、新婚世帯の住宅取得や賃借、引越し、リフォームに係る費用を補助。 |
対象となる方※ | 令和6年1月1日から令和7年3月31日までの間に婚姻届を提出し、受理された夫婦及び前年度受給額が補助上限額に満たなかった前年度受給者。 加えて次の要件をすべて満たす場合に申請が可能。 1申請時における直近の夫婦の合計所得金額が500万円未満であること。 ※夫婦の双方または一方が、貸与型奨学金(公的団体や民間団体から貸与された資金)の返済を行っている場合、夫婦の合計所得金額から年間返済額を控除することができます。 2婚姻日における夫婦の年齢がいずれも39歳以下であること。 3申請日に夫婦の双方又は一方が、申請の対象としている住宅に住所を有していること。※交付対象者認定申請を行う者を除く。 4申請日において夫婦がいずれも本市の市税を滞納していないこと。 5夫婦がいずれも過去にこの要綱に基づく補助金の交付を受けていないこと。(前年度受給者のうち、その受給額が、補助上限額に達しなかった者を除く。) 6夫婦がいずれも他の市区町村で婚姻に伴う新生活の経済的負担の軽減を目的とした補助を受けていないこと。 7夫婦がいずれも暴力団等の反社会的勢力又は反社会的勢力と関係を有する者でないこと。 |
支援金額 | 1世帯あたり30万円※婚姻日における夫婦の年齢がいずれも29歳以下の場合は60万円 ※前年度受給者においては、上限額から前年度受給額を差し引いた額を限度 |
必要書類 | 1三島市結婚新生活支援補助金交付申請書(第1号様式) 2婚姻届受理証明書又は婚姻後の戸籍謄本 3住民票の写し(世帯全員の記載があるもの) 4夫婦の申請時点における直近の所得に係る所得証明書 5-1【住宅を取得した場合】住宅の売買契約書又は工事請負契約書の写し及び領収書の写し 5-2【住宅を賃借した場合】住宅の賃貸借契約書の写し及び賃料等の支払額が確認できる書類の写し 5-3【引越費用に係る申請をする場合】引越費用の支払額が確認できる書類 5-4【リフォーム費用に係る申請をする場合】工事請負契約書の写し及び支払額が確認できる書類の写し 6【申請書で市が個人情報確認することに同意しなかった場合】夫婦が本市の市税を滞納していないことを証する書類 7【奨学金を返済している場合】前年中における返済額が確認できる書類 8【勤務先から住宅手当等が支給されている場合】支給状況が確認できる書類 |
公式HP | https://www.city.mishima.shizuoka.jp/ipn047736.html |
三島市では、新婚世帯を対象に最大60万円の結婚新生活支援補助金を交付しています。
新居の購入費、家賃、引っ越し費用、リフォーム費用などを対象とした補助金で、令和6年1月1日から令和7年3月31日までの間に婚姻届を提出し受理されたご夫婦のうち条件を満たせば※申請することができます。
申請期限は、原則令和7年2月28日(金)までとなっておりますので、詳しくは公式HPをご覧ください。
三島市は、首都圏に新幹線で1時間以内で通勤できる点から、転職することなく移住が可能な地域として注目されています。
住環境や交通の利便性などを基準に表彰される「本当に住みやすい街大賞 2021 in 静岡」(主催:アルヒ株式会社)では、三島広小路が第一位に輝きました。
出典:三島市公式サイト
2027年度末には三島駅前に、商業・医療・子育て機能などで構成された複合施設の建設が予定されているなど、三島駅南口周辺では大規模な再開発が行われています。
「静岡県内の子育てしやすい地域を探している」「首都圏とのアクセスがいい地域を探している」という方は、三島市の結婚新生活支援補助金を活用してみて三島市への移住を検討してみてください。
静岡市|しずおかエンジェルプロジェクト
引用元:しずおかエンジェルプロジェクト公式サイト
概要 | しずおかエンジェルプロジェクト |
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事業内容 | 出会いイベントの案内 【市連携】しずおか出会いサポートセンター「JUNOALL」主催イベントの紹介 |
対象となる方 | 「JUNOALL」会員登録条件 (1)20歳以上の独身男女 (2)結婚するために自ら努力できる方 ※代理人による会員登録・マイページの閲覧等はできません。 (3)インターネット環境が利用でき、メールアドレスの取得・利用が可能な方 (4)スマートフォンやタブレット等の通信機器を使用し、自らセンターのマッチングシステム(以下「システム」とする)を利用できる方 (5)センターが定める規約を理解し、遵守できる方 出会いイベントは「JUNOALL」に会員登録していなくても参加可能 |
入会金 | 入会金30,000円(税込)・年会費12,000円(税込) |
入会方法 | しずおか出会いサポートセンター「JUNOALL」HPから申込み |
必要書類 | (1)独身証明書(発行から3ヶ月以内のもの。本籍がある区役所で発行可能。郵送入手可) (2)源泉徴収票、確定書類 など収入が確認できる書類 (3)御本人様確認書類( 運転免許証、パスポート、マイナンバーカード )など写真が記載されているもの。 (4)ご本人様確認書類で、写真付でないものを持参された場合のみご本人様が現像した写真または写真データ |
公式HP | しずおかエンジェルプロジェクト https://www.city.shizuoka.lg.jp/s4395/s002130.html しずおか出会いサポートセンター「JUNOALL」HP https://www.junoall.jp |
しずおかエンジェルプロジェクトは、静岡市が運営する結婚支援事業です。
結婚を希望している方に出会いの機会を提供しており、静岡市が主催、共催又は開催協力しているイベントの紹介を行っています。
具体的にはしずおか出会いサポートセンター「JUNOALL」と連携して、様々な出会いの場を提供しています。
イベント名称 | 開催日 | 参加者数 | カップル組数 |
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お箸作りDE婚活 | 7月3日(日) | 男性8人 女性8人 | 4組 |
葵舟DE婚活 | 10月30日(日) | 男性8人 女性8人 | 2組 |
リース作りDE婚活 | 11月27日(日) | 男性8人 女性7人 | 5組 |
出会いイベントごとに毎回、結婚・婚約されたカップルが誕生しています。
「JUNOALL」には入会金・年会費がかかりますが、しずおかエンジェルプロジェクトと連携している出会いイベントは入会しなくても参加可能です。
イベント情報は毎月20日頃に更新されるので、最新のイベント情報やお申し込みはJUNOALLホームページのイベントページをご覧ください。
沼津市|沼津市結婚新生活支援補助金
引用元:沼津市結婚新生活支援補助金公式サイト
概要 | 沼津市結婚新生活支援補助金 |
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事業内容 | 結婚に伴う新生活の支援 新婚世帯の住宅取得や賃借、引越し、リフォームに係る費用を補助。 |
対象となる方 ※ | ①令和6年1月1日~令和7年3月31日の間に婚姻届を提出し、受理された夫婦であること。 ②令和5年中の夫婦の所得を合算した金額が500万円未満であること。 ③婚姻日において、夫婦の年齢がともに39歳以下であること。 ④申請時の夫婦の住所が、申請に係る住宅であること。 本市に納付すべき市税等の滞納がないこと。 ⑤補助金の交付決定を受けた日から1年以上、申請に係る住宅に定住する意思があること。 ⑥本補助金及び他の同種の補助金の交付を受けていないこと。 ⑦沼津市暴力団排除条例(平成24年条例第22号)第2条第2号に規定する暴力団員等又はこれらと密接な関係を有さないこと。 |
支援金額 | 婚姻日において夫婦ともに39歳以下の場合:30万円 婚姻日において夫婦ともに29歳以下の場合:60万円 |
必要書類 | ①沼津市結婚新生活支援補助金交付申請書(様式第1号) ②令和6年度の課税(所得)証明書の写し ③婚姻届受理証明書又は婚姻後の戸籍謄本の写し ④貸与型奨学金の返済額が確認できる書類の写し(貸与型奨学金の返済を行っている場合) ⑤住居費に係る契約書の写し ⑥住居費に係る領収書その他の支払が確認できる書類の写し ⑦住宅手当の支給状況が確認できる書類の写し(住宅手当の支給を受けている場合) ⑧引越費用に係る領収書その他の支払が確認できる書類の写し |
公式HP | https://www.city.numazu.shizuoka.jp/deai/shien/index.htm |
沼津市では、新婚世帯を対象に、経済的な負担を軽減するための最大60万円の結婚新生活支援補助金を交付しています。
新居の購入費、家賃、引っ越し費用、リフォーム費用などを対象とした補助金で、令和6年1月1日から令和7年3月31日までの間に婚姻届を提出し受理されたご夫婦のうち条件を満たせば※申請することができます。
令和6年4月1日~令和7年3月31日までにすでに支払った費用が補助対象です。
島田市|結婚新生活支援補助金
引用元:島田市結婚新生活支援補助金公式サイト
概要 | 島田市結婚新生活支援補助金 |
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事業内容 | 結婚に伴う新生活の支援 新婚世帯の住宅取得や賃借、引越し、リフォームに係る費用を補助。 |
対象となる方 | ①令和6年1月1日から令和7年3月31日までに婚姻届を提出し受理された夫婦又はパートナーシップの宣誓に係る受領証が交付された2人(以下「夫婦等」という。)からなる世帯 ②補助金交付申請時において、当該住宅に住所を有しており、婚姻の届出が受理された日又はパートナーシップの宣誓に係る受領証が交付された日(以下「婚姻届受理日等」という。)の日において婚姻等(婚姻又は静岡県パートナーシップ宣誓制度に基づくパートナーシップの宣誓をいう。)の日の年齢がともに39歳以下 ③令和5年分(4月~5月に申請する場合は令和4年分)の夫婦等の所得の合計額が500万円未満 ④他の公的制度による家賃補助、補助金等を受けていない ⑤過去にこの補助金を受けたことがない夫婦ともに婚姻日における年齢が39歳以下 |
支援金額 | 婚姻届受理日等における夫婦等の年齢がともに29歳以下の世帯60万円 婚姻届受理日等における夫婦等の年齢がともに39歳以下の世帯30万円 |
必要書類 | ・結婚新生活支援補助金交付申請書兼実績報告書(様式第1号) ・結婚新生活支援補助金の交付申請に係る同意書(様式第2号) ・婚姻届受理証明書又は婚姻後の戸籍謄本(パートナーシップの宣誓をした場合にあっては、当該宣誓が静岡県知事に受領されたことを証明する書類の写し) ・夫婦等の令和5年分(4月~5月に申請する場合は令和4年分)の所得証明書(市長村長が発行するもの) ・住宅の売買契約書及び領収書の写し(住宅購入の場合) ・リフォームに係る契約書及び領収書の写し(リフォームの場合) ・住宅の賃貸借契約書及び賃料等の領収書の写し(住宅賃借の場合) ・引越しに係る領収書の写し(引越し費用の場合) ・住宅手当支給証明書(様式第3号)※住宅賃借の場合で、給与所得者である場合 ・貸与型奨学金の返済額がわかる書類 ※令和5年中(4月から5月に申請する場合は令和4年中)に貸与型奨学金の返済を行った場合 その他、市長が必要と認める書類を提出していただく場合がある。 |
公式HP | https://www.city.shimada.shizuoka.jp/kurashi-docs/kekkonsinseikatsusien.html |
島田市では、新婚世帯とパートナーシップ宣誓に係る受領証が交付された方を対象に、最大60万円の結婚新生活支援補助金を交付しています。
新居の購入費、家賃、引っ越し費用、リフォーム費用などを対象とした補助金で、令和6年4月1日~令和7年3月31日までにすでに支払った費用が補助対象です。
静岡県では、令和5年3月1日から誰もが理解し合える共生社会の実現を目指し「静岡県パートナーシップ宣誓制度」を開始しました。
出典:静岡県パートナーシップ 宣誓制度リーフレット|静岡県公式サイト
パートナーシップ宣誓受領者が結婚新生活支援補助金の対象となるのは、静岡県内では島田市のみとなっています。
静岡県内の結婚新生活支援補助金とは?
静岡県内の27市町では、新婚世帯に対し、結婚に伴う新生活を経済的に支援しています。
出典:結婚新生活支援事業|静岡県公式サイト
対象世帯 | 令和5年3月1日以降に婚姻し、婚姻日における年齢が39歳以下かつ世帯所得500万円未満の新婚世帯 |
対象経費 | 婚姻に伴う住宅取得費用又は住宅賃借費用、引越費用、リフォーム費用 |
補助上限額 | ・29歳以下:60万円/世帯 ・39歳以下:30万円/世帯 ※年齢区分は夫婦いずれかの高い方による ※藤枝市のみ最大80万円の補助 |
対象の市町に在住している方だけでなく、移住しようとしている方でも利用可能です。
結婚新生活支援事業は、経済的理由により結婚に踏み出せない人に対して結婚に伴う住居費や引越費用を支援することで、婚姻数の増加を図る制度。
静岡県独自の制度というわけではないですが、静岡県は都心へのアクセスが良く自然豊かで住みやすい土地なので、定住・移住を希望する方が多いです。
新生活の初期費用を補助してもらうことで、新生活のスタートダッシュを切ることができるでしょう。
静岡県内で結婚新生活支援補助金事業を行う市町一覧
静岡県内で結婚新生活支援補助金事業を行うのは27市町です。
制度を利用したいと考えている方は、下記の市町をチェックしましょう。
- 静岡市
- 浜松市
- 沼津市
- 熱海市
- 三島市
- 富士宮市
- 伊東市
- 島田市
- 富士市
- 磐田市
- 焼津市
- 掛川市
- 藤枝市
- 御殿場市
- 袋井市
- 下田市
- 伊豆市
- 御前崎市
- 菊川市
- 牧之原市
- 東伊豆町
- 南伊豆町
- 松崎町
- 小山町
- 吉田町
- 川根本町
- 森町
静岡県の出会いをサポートするサービス・制度まとめ
静岡県の出会いをサポートする取り組みは、結婚支援サービス・新婚世帯への補助金制度です。
費用はかかるものの、出会いのモチベーションが高い人が集まるイベントの開催やマッチング機能を提供する結婚支援サービスや、新生活の費用を補助してもらえる補助金制度。
これから相手を探そうとしている方は、結婚支援サービスで相手を見つけて結婚後に補助金制度を活用する2段構えがおすすめです。
本記事で紹介した婚活支援を利用して、素敵な出会いを見つけてください。